@ 相談(訪問・電話・メール・来社)
事前の相談を行い、売掛債権額や取引先についての確認、必要な金額とその期日等を伝えます。
自社については、業種や設立、業務内容、決算状況、社員数などを伝えます。
ファクタリング会社に訪問するか、電話、メールでのお問い合わせも可能です。
訪問する場合はアポイントをとるようにしてください。
その際、あらかじめ内容を伝え、必要書類を準備して訪問するとよりスピーディに進みます。
ファクタリング会社によっては、事務所へ訪問する出張サービスも行っています。
その場合、出張費・交通費がかかる場合もありますのであらかじめ確認してください。
メールや郵送のみで手続きする場合も不明な点があれば、電話等で理解するまで確認してください。
当面の資金繰りだけではなく、今後のキャッシュフロー改善までのアドバイス等受けることができる場合もあります。
対応する担当者の態度が今一つだったり、質問にちゃんと答えなかったり、曖昧だったりした場合は、あまり無理をしないでください。
A 申し込み
ファクタリングについて理解をした上で、申し込みを行います。
ファクタリング会社によっては、売掛債権の査定申込・仮査定申込などの場合もあります。
郵送・FAX・メール・ネットによる申込の場合もあります。
B 必要書類の準備・提出
ファクタリング会社によって異なりますが
・査定申込書
・売掛先からの入金が確認できる通帳のコピー(表紙付3ヶ月分)
・入金予定の売掛金が確認できる成因証書(契約書・発注書・請求書など)
など。
現在有している債権がどのような性質のものなのか、また、売掛先の信用度(きちんと売掛金が支払われるか、倒産の恐れは無いか等)を調査するために必要な書類です。
相談時に持参することもできますし、郵送・FAXやメールで送ることも可能です。
ファクタリング会社に問い合わせをしてください。
自社の必要書類としては、商業登記簿謄本・印鑑証明書・実印・代表者様の身分証明書・住民票・決算書コピー・納税証明書などがありますが、これは契約時に必要な場合もあります。
C 審査・査定
審査の内容は主に、
・売掛先となる取引先について調査
・審査申込者である事業者の経営状況
についてです。
事業者や売掛先の審査・調査が完了すると、ファクタリング買取金額、手数料等の条件が提示されます。
D 契約
提示された買取金額・条件で了承次第、ファクタリング契約に移ります。
契約も来社・訪問・郵送などファクタリング会社によって異なります。
また、契約時間帯によっては、即時振込みが可能なファクタリング会社もあります。
契約時に商業登記簿謄本・印鑑証明書・実印などが必要です。
E 債権買取額の送金
手数料を差し引いた売掛金(買取金額)が入金されて終了します。
指定口座への送金、現金受け渡しなどがあります。